コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 野生のエルザ(1966/米)

それにしてもよく調教されたライオンです。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 原作の方はたまたま読んでいて(一応エルザシリーズは全部)、原作にあった物語が上手くまとめられており、「ほう、こんなものまで入ってるのか」と思わせるが、やっぱりこの作品の良さはエルザの造形にあるだろう。あんな可愛い子猫のようなライオンの仔が、あっという間に成獣になって、それでも甘えん坊というのが面白い所。ま、その甘えん坊ぶりが周囲から見ると危険に見えてしまうのだが。結局そのミスマッチが本作の肝か。

 最後のスタンダード・ナンバーとなった“Born Free”も映える。ちなみにこれを作曲したジョン=バリーは元々ロックバンドのトランペット奏者。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。