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[コメント] 戦慄!プルトニウム人間(1957/米)

単純だからこそ映えるもの。(2002/12)
秦野さくら

一番ワクワクしたのは、この映画をVIDEO店の棚で発見したときと、プルトニウム人間がお目見えするシーン。単純な邦題、原題だが、それこそがこの映画の一番の肝だ。単純なストーリーも悪くない。返って作者が何に力点を置いたのかが分かり易い。

この映画に物足りなさを感じた理由は、怪物となってしまった男の悲劇があまり描かれていないからではないか?こういうものは、怪物を徹底的に苛め抜かなかればその悲哀は伝わってこないような気がするが、どうか。

(評価:★3)

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