[コメント] イマジン ジョン・レノン(1988/米)
映画としては多くの素材を用いて彼自身に多くを語らせており、上手く構成出来ていると思う。今はこれ位の伝記フィルムを作る「職人」は幾らでも居るのかも知れないが…。☆3.7点。
レノンのファンとしては観賞後の印象は☆4.5点だった。でも所詮はいちミュージシャンの死後編集フィルムだと言われれば、確かにその通りではある。
この作品を「意外な素顔」と見る人も居れば、「所詮は虚像」と見る人も居て、… 俺自身はより彼を理解する助けになったと思う。別にこの作品を見て美化されている(?)と怒る必要はないと思うな。
時代の中でどう振る舞うか、例えば「ベッド・イン」だって、現代の視点から見ればバカバカしく見えるのかも知れないし、無力で夢想に見えるかも知れないし、スタンドプレーに見えるのかも知れない。俺はあの「時代(社会)」であれを敢えて(本当に)やる人間はエライと今でも思うし、そこにヨーコさんがいるのもエライと思う(トホホとも思う)。これはやっぱり「人間」だからだよ。
やはり動いてるのを見る事は重要。このフィルムを怒る気にはならない。
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