「イン・マイ・ライフ」で、いつも泣きそうになるのをこらえている。

人間がひとつであること、わたしたちは争うために生まれてきたんじゃないと いう事実を、彼ほどの影響力と説得力をもって、自分自身の痛みとともに 差し出してくれた人物をわたしは他に知りません。 だから彼にはもっと生きて、わたしたちの進む道をきりひらいてほしかったな。 でも、ジョンが残した音楽が、今でもきちんとわたしたちにメッセージを送り続けている。 そして、天国から「あとは自分の力ですすみなさいね」と、にっこりわらって見守ってくれている気がします。

このようなフイルムを残すために、ジョンの音楽をひとりでも多くの人に届けるために、多くの痛みを引き受けてくれた強くてやさしいオノ・ヨーコさん。 本当にどうもありがとう。