[コメント] ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)(1993/日)
今回は従来の「ドラえもん」の劇場版のような売りとなるようなシーンは少ないので、やや消化不良な作品となるかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ドラえもんの劇場版14作目。
今回はこのアニメの売りであるドラえもんを中盤全く登場させないという大胆な展開に挑んでいる。四次元ポケットがなくなるという展開なら前にもあったが、ドラえもん自体がいなくなったことでのび太たちのキャラに、今回はシリアス度が増した感じで、彼らが自力で少年サピオに頼まれ、チャモチャモ星の支配を止めようとするなど、新たな一面を積極的に引き出そうとしているところはなかなかよいと思う。
ただ、いつものような秘密道具を駆使した敵とのバトルといったものもなく、今回のボスであるナポギストラーとも決戦があるかと思いきや、あっさり倒してしまうので、「ドラえもん」ならではの売りというものがなく、従来のドラえもんの劇場版ような展開を期待する人にはやや消化不良な作品になるかもしれない。
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