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[コメント] アタック・ナンバーハーフ(2000/タイ)

球技大会。
スパルタのキツネ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







バレーボール暦12年の私から言わせてもらいますと、下手!!!!!!!! 過ぎます。タイは足でバレーする有名なセパタクロがあるぐらいなので、バレーの認知度も高いと思っていたのですが、びっくり仰天です。サーブ、レシーブ、トス、アタック、ブロック…。一つとしてまともにできている選手がいなかった。

私どもが現役だったころ、バレー未経験者による形にならないバレーを学生のころの思い出にあやかって「球技大会」と呼んでましたが、まさにそれ。ハッスルする人が必ずしもうまいとは限らないわけで…。ボーン、トーン、バシンではなく、ボヨーン、ポヨーン、ペチャ、てな感じになるわけです。

ライバルのエースがアタックでメンバーの内2人を潰すなんて言ってましたが、ありえないです。上級者(なんですよね?)なら自分の方にアタックを打ってくれるなら、カモンベイビーでしょう。

もう一つ、水牛ちゃん、爪伸ばすな!! ブロックで爪がもげるとめちゃ痛いぞー! そんなんでオーバーハンドパスできんだろうがぁ!

ほんと、バレーのルール知ってる人が作ってるのかどうかも疑わしい。何でラストは相手チームがアタックを決めてるのに、オカマチームからサーブを打ってるんねん!! 勝っちゃてるし。 相手の胴体に当てるのはまったく反則じゃないです。 勢いあまってタッチネットかパッシングでもしたか? 

本作の見所は、モーションに入る前と決めた後の「いやーん」とカマしている彼ら?が、「奇面組」のメンバーのように一瞬のうちに別人のようなバレーをするところにすべきだったと思うのですが、ね…。相手チームにしてみれば、そのすべてに度肝を抜かれるはずなのです。エンドロールで(それなりに)迫力のあるバレーを見てなるほどと思ったのですが、とっても面白い作品になる可能性があったと思うと残念でならない。ボールがつぶれるぐらいで、魔球的な特撮らしきもののなかったし…。

でも、メンバーのルックスはなかなかうまそうなんですよね。。。あんなタイプいたなー。

←バレーの話ですよ

(評価:★3)

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