[コメント] アタック・ナンバーハーフ(2000/タイ)
「アンタ、そんなことしたら日本に売られちゃうわよ!」(byジュン)と言いつつ日本に輸出された皮肉な映画。(2002/12)
タイは割とオカマ(ゲイ?すいません、定義がよく分かりません、ごめんなさい。邦訳に基づき、ここではオカマとさせていただきます)率が高いと思っていたので、タイ製映画のなかで、ここまでオカマに対する偏見描写がされていたことに正直驚いた。
しかし私のそんな先入観も日本のメディアによって作られたものだから、私自身もタイに対して「オカマに対する偏見が薄い国」という偏見を持っているのかもしれない。
しかし、それにしてもだ。出てくるオカマ皆が皆、日本人好みのオカマ芸能人そのもの。オーバーに腰を振ったり、大事な試合の途中に化粧したり、ひたすら男漁りしたり。不自然すぎる。
この映画が事実に基づいたものならば。私の「オカマに対する偏見が薄い国」という先入観もあながち誤りではないだろう。オカマを受け入れる土壌は少なくとも日本よりある筈だ。皆が皆、こんな日本人好みのオカマ然であるわけない。
・・うーん、確か、この映画が制作された頃、タイのオカマボクサーが来日していたような。輸出前提で作られた映画ということなら、市場ニーズをきっちり把握した商魂逞しい映画でそれはそれで結構だが、どうもやっぱり商魂丸出しの映画は観ていて気持ちが良いものではない。
(しかし、その日本を皮肉りつつ上記のようなセリフを含ませたところにはニヤリとさせられた)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。