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[コメント] JSA(2000/韓国)

はっきり言って『シュリ』で私の韓国映画のイメージは決定付けられていたのでまったく期待も持たずに、なんとなく見始めていた。しかしソレは見事に(非常にいい意味で)裏切られた。

いくつかコメント見ていて思ったんだけど。「歴史背景がわからなーい!」とか思う人はジャイアント白田氏のJSAのコメントを観るといいと思う。(詳しくその歴史が理解できます!)韓国映画ってことは韓国人向けに作っている。ちゅーことは韓国人に詳しく歴史をわざわざ語る必要はない。だから省いたのか?・・・・ていうかこの話に深く歴史の説明が付属されてたら映画の質が下がる。と言うことは歴史をよく知らんというのなら多少は知ろうとする努力は見るうえでした方がいいかも。 つっても実のところそういう歴史的背景を理解した上でのその方向からの意見は私にはなかったりする。(所詮自分は第三者だし、みんなと違って未熟だから下手なことは語れないし。)

率直な感想が「ほんまいい話だったよね〜。」てなかんじ。泣きはしなかったけど結構感動した。(最後のあの写真でトドメを刺されたし、) ソン・ガンホて言っちゃ−悪いんだけど、どうしてこんなに人気なの?(よく知らないんだけど『シュリ』にも出てたからそう思った)とか思ってたけど映画観ていて思ったあの存在感。なんとなくわかった気がした。そしてイ・ヨンエイメージ鈴木京香の美人。影薄いけどいい目の保養だった。 ストーリー的にはたしかにありふれてるかもしれないけど、それが素晴らしく描かれているのなら自分はそれで充分だと思う。

でもさ、やっぱり韓国映画って苦手な部分が多い。

まず、登場人物の名前が覚えられない。  →私だけなんだろうか?難しすぎ!結局最後まであやふやだった・・・(これは私の反省点かもしれん・・・・。)

俳優陣がややこしい。  →微妙に顔が覚えられない。(西洋人が「アジア人の顔は区別がつかない!」とよく言う意味を痛感した。)

そしてやっぱり日本映画もいえる共通点。微妙に映像が暗い。  →うちのテレビのせいか?「こいつだれ?・・・あぁ?わかんね―よ」を連発してた。

でも、とりあえず自分の中の韓国映画に対する評価は上がったんだけど。

ところで棒番組で井筒監督がJSAの論評やってたんだけどあの人15個目の弾丸の行方をわかってなかった。 私は奴の二の舞にならんように見落とさんように気をつかったんだが・・・なぜあんなことを彼は見落としたんだろうか・・・・。 大物はうちらなんかと視点がチゲ−のか・・・・

(評価:★4)

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