[コメント] モール・ラッツ(1995/米)
結局はアホ話を繰り広げていくだけだが、いやはや、これが爽快なんだな。もはやジェイソン・リーの喋りはコメディアン級。どんなに遊んでも、オタクに走っても、オチに結びつかせる手腕はお見事。それでいてロマンスの後味が残るなんてね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画をもっと早い時期に観ていたら、と悔やまれる。後の『ドグマ』や『ジェイ&サイレント・ボブ』など、ケヴィン・スミスは本当はどの畑の人間なんだ?と思うこと請け合いだっただろう。でも実際は、どの畑でも自分の持ち味を出せる人。持ち味を壊さない人だと思う。詰め込むだけ詰め込んで、お腹いっぱいになりながらもスマート。「ケヴィン・スミスの作品を観た」という気分になる。ちなみに2008年には初めてケヴィン・スミスのホラー作品が公開されるらしい。内容など、全く予測できない反面、予測できてしまう部分があるのも事実だ(笑)。
アメコミの第一人者スタン・リーの登場シーンは、言わば手塚治虫やら石ノ森章太郎が登場したようなものか。コメディでいえば赤塚不二夫、ホラーでいえば楳図かずおか。…スゲェ!
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