[コメント] 純(1980/日)
軍艦島が「疎」の象徴だとすれば電車内は「密」の体現。過剰な「疎密」の狭間で、ふれるべき対象を見失った青年(江藤潤)の意識せざる戸惑いは、確かに現代の青春像の断片を切り取っていると言えなくもないが、あまり共感できる物語ではない。
(ぽんしゅう)
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