[コメント] みんなのいえ(2001/日)
三谷作品の好きなところって「登場人物が好き勝手言い出すことから生まれる笑い」なんだけど、今回はその「好き勝手」と「笑い」のバランスが崩れちゃった感がある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
大好きなんですよ、三谷幸喜。ただどいつもこいつも好きなことばっかり言いやがって、笑う前にイライラする。その後に笑える展開は確かに待っているし実際笑うんだけど、そのイライラを解消するまでに至らないから、胃がキュウゥゥってなってきます。
実はこの感覚、『ラジオの時間』でも少しだけ感じたんだけど、あっちは笑いのパーセンテージが大きかったんでイライラが解消できたんです。この作品も一つ一つのギャグは笑えるんだから、もっと全編に散りばめて欲しかったなぁ。
でも田中直樹がだだっ広い和室に立っている様には爆笑しました。一応スッキリまとまったラストも好感持ちました。三谷映画であることと、今後への期待も込めて今回は2点。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。