もうひたすらカオナシが恐かった（特に千に対する時の）。 それは自分自身も含めて現代人のイヤな部分を見せられているからだと思う。ただ今回、宮崎監督はクドクド説明することをあえてしなかった。それがさらに恐さを誘ったのだろうし、素直に受け入れさせることに成功しているのだと思う。たぶん。

脇も豪華。ただ、惜しむらくは姿を変えられた2匹。画面の隅で小わざを効かせた動きに「ニヤリ」という演出だったのだろうが、どうもキャラクターのデザインも含めて作品全体のカラーから浮いていたような気がした。

まあ子供達はそんなこと考えないで素直に楽しんだのだろう。ということで僕も素直にその余韻に浸ることにした。 追記：湯屋って深夜営業？