シーモアみたいなオタクは個人的に大好き。普通のなんにも無い人よりもなにかひとつ誇れるものがある人はすごい(わたし自身はなにもない)。そして、わたしもイーニドのように彼の交際相手を探してあげたりして自爆するタイプだな。ところで、あのラストはなんだあ？安易すぎるじゃないか！とちょっと怒りが混じる。

↓ラスト近く

じーさんがバスを待ち、乗って行くシーンは、何を表そうとしているのかはなんとなく分かった。イーニドがバスに乗った瞬間、ああイーニドも乗れるバスだったんだと単純に思った（言うなれば「旅立ち」でネガティブな意味は全くない）。で「シーモアを置いて行くなよ」とも思った。画面が暗転。「これで終りじゃないよな」と不安。続いて、シーモア登場。ちょっと安心。でもセラピーを受けている。あれれ？？？セラピーを受けるのはなぜ？？？やっぱりあのバス？？？タイトルの『ゴースト・ワールド』って何よ？？？と考えていたら空恐ろしくなった。そんなに簡単にバスに乗るなよ！つーか乗せるなよ!!と最後は半分泣き怒り。