勝気で超マイペースなやつと、そいつと気はあうんだけどあまりの身勝手さにときどきついていけなくなるやつ。そんな二人。

おれはどちらかといえば後者だ。これを観る前、女の子の友達に、｢これは女の子のための映画｣といわれたけど、男だって十分楽しめる。ただ、イーニドとシーモアにばっかりスポットライトがあたっていて、もうちょっともう一人の女の子の描写も細かくやってくれたらなー。

ホント大変なんよ、わがままなのと上手くやっていくのって。劇中でも、イーニドはレベッカと一緒に暮らすっていったり、やめるっていったり、ほんと傍若無人。確かにいろいろ悩みもあるだろうけど、もちょっと人のことも考えようよ。

ってわけで、主人公のイーニドよりも、オタク男のシーモアよりも、なぜかレベッカに激しく共感するのでした。