コレリ大尉とベラギアがひかれあう描写が貧弱で、マンドリン一つではこちらがついていけない。 せっかく結ばれるときの演出が良かったのに、そこまでの段取りが惜しい。 ラストも、後ひとひねりが欲しい。奇跡と絡ませるとか、地震のときとか。 しかし、イタリア兵、ドイツ兵はらしくてとてもよかった。

ただ、イタリア兵はいい人過ぎるし、近所の人ももっとよからぬうわさをしても良いのではないか。 主題が何なのかあいまいなために、惜しい作品だと思う。