[コメント] 母(1926/露)
時間を忘れてこの世界にはまってしまい、気付いたら感動している。素晴らしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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物語をいかに語り描くかということに「革命」の映画であるからこそ意識的なので、例えば刑務所から外の川のせせらぎを映し春の訪れを描いた直後溶けかかった流氷が橋に当たって砕けるところにもっていき、刑務所襲撃デモの失敗を暗示するあたりが、見終えた後も目に焼き付いて離れない最期の母の姿をより勇ましく映すための嫌味なくらい王道を行く準備である点からも分かるように、その内容・構成・描写技術等もふくめて王道の感動を素直に与えられるような映画が完成するのだ。
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