[コメント] トレーニング・デイ(2001/米)
始めは2か3を付けようと思ったが、mimiうさぎさんのコメントを読んで採点を変えることにした。
デンゼル・ワシントンびいきの私には、なんとなく反感をももたらせたこの映画だったけれども、そもそも「デンゼル・ワシントンびいきである私」が「デンゼル・ワシントンびいきである」理由こそが、「黒人」という壁を乗り越え「活躍」しているからという表面的な彼への理解でしかなかったのだと思う。
しかし、壁なんて乗り越えちゃいなかったのかもしれない。 まぁそんなことはデンゼル・ワシントン本人にしか分からないことだけど。
でも、スクリーンの中で、かっこよく「正義」を演じる彼が好きだったというのなら、それは現実への認識が甘いってことなんだということに気付いたのだ。
結果として、悪人を演じようがデンゼル・ワシントンの演技は言葉に表せない迫力があり、彼は別に「黒人」だから俳優なわけじゃないんだって心の底から思った。当たり前のことだけど、彼を好きだった理由を考える時、やはり「黒人」というファクタを完全に無視することは出来ないのだという自分に気付いた。それが「差別(或いは逆差別)」なのかどうかは自分でも分からないけれど。
この役を見事に演じてみせたデンゼル・ワシントン、ますます私をトリコにしそうである。
p.s.以上の感想は、mimiうさぎさんのコメントを読んだ後だから書けたものである。 嗚呼、せっかくけっこうボロクソに書こうと思ってたのになぁ‥‥。一気にそんな気持ちふっとんじまった。私って流されやすい(^^; まぁいっか。デンゼル・ワシントンかっこよかったし(笑)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。