[コメント] ポワゾン(2001/米=仏)
私が男なら、「娼婦のような女」にではなく、「ベッドの上でだけ娼婦になる淑女」に溺れてみたいものだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この色合い…テレビの豪華2時間スペシャル番組をビデオ化したものかと思ったけれど、そうでもなかった。出来はそんなもんなんだけど。
この邦題からして、なんか胡散臭い。
18禁というからには、エロティックでものすごい愛の物語となるはずだったのだろう。ところが、この二人全然かみあってない。冒頭からいかにも怪しげなアンジェリーナに溺れる男の気が知れん。濃い、濃すぎる二人のエッチなシーンも、ちっとも色気がない。
きっと、19世紀という時代物の映画なのに、アンジェリーナには気品が足りなかったのだろう。この映画において一番素晴らしいと思ったのは、アントニオ・バンデラスが愛するが故に憎しみを抱き、アンジェリーナを殴るシーンだ。全力でぶつかる二人の迫力に圧倒される。
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