[コメント] 光の雨(2001/日)
当時も今も若さにそう大差は無い。周りを見ない(認めない)で突っ走る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画は、単に特殊な一事件を取り上げた解説(あるいは啓蒙)映画ではなく、その根底にあるもっと普遍的なものを訴えようとしている映画だと感じました。そのために劇中劇で現代の若者に当時の若者を演じさせてるんだな、なるほど。とか思いながら観てたました。でもそれだったら、役者が役の人格に対して理解を示すようになる過程が絶対に必要だと思うんだけど、どうもそれが無いんです。飲み会での「自己批判」大会がキッカケだったのかもしれないけど、どうもピンと来ませんでした。自分の解釈が間違ってるだけかも。
ともかく、私には凄惨なリンチシーンの映像と現代の若者を同時に出す事で無理矢理ショッキングにしているようにしか見えませんでした。これだったらわざわざ劇中劇にしないで、そのままストレートに「革命を目指す若者の青春モノ(挫折編)」として描いた方が共感のしようもあったのではないかなあ、と思ったのでした。(原作も盗作云々で一悶着あったらしいし、そのまま描くには色々障害があるのかもしれないが)
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