[コメント] 月の砂漠(2001/日)
家族の再生をテーマとしているが、表現するための装置が大きすぎるような気がした。
それでも、この問いにどう答えるのか、どう行動するのかという予測のつかなさ加減から、才能のある人なのだろうと思う。これで青山真治の映画を三つみたことになるけれど、登場人物の心情がいまいち強く響いてこず、所詮はすべて他人事だと思えてしまうような、映画とこちらの間の壁・距離を感じる。共感者になるのを拒まれているような気になるのだ。
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