[コメント] 青 chong(1999/日)
「在日朝鮮人の話? そうなのかどれどれ」と意気込んで観ていると、ふっと肩すかしを食らわせてくれるような、そんな切れのいい作品。[BOX東中野]
間の取り方やカットの積み重ねが上手い。映画学校の卒業製作で作られた作品とはとても信じられないくらい、完成度が高い。
その一方で、この映画の制作費はわずか200万円であるそうだ。映画学校の製作で機材などの費用がかからなかったのもあるらしいが、それでこの仕上がりはかなり上出来。
題材は少し特殊だが、それを差し引いてもこの映画はなかなか見せる。李相日監督の次回作が待ち遠しい(2002年以降になるらしいが…)。
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