[コメント] 仄暗い水の底から(2001/日)
湿度抜群。ジメジメした空気が物凄く臭う…ような演出が上手い。前半〜中盤は伏線の張り方や数々のカギを残した脚本が面白かったが、後半はもう「これがジャパニーズホラーだぜ」と言わんばかりの怒涛の勢い。オチも悲しすぎて不明。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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なんとも悲しい話。結局、母親は悪い言い方をすれば犠牲となり、我が子を涙ながらに置き去りにしていったわけだ。しかし、これは郁子ちゃんの10年後の姿を見ればわかるような気がするが、最終的には郁子ちゃんの視点で物語が語られていたのかもしれない。そう考えると、母親と最後に共にしたマンションでの出来事も何だか曖昧になってくる。オチがあのような形であっても、それが確実というわけではないと思う。う〜ん、収拾がついていないといえば、正直それまでなんだが…。そこが苦しいところ。いずれにしろ、6歳の女の子の悲哀に満ちた話。何を物語りたいのか疑問視してしまう。
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