[コメント] チャップリンの失恋(1915/米)
即興的なギャグのオンパレードだけで終わらない。これはやはり確立されたチャップリン流の結末が素晴らしいから。「The Tramp(放浪者)」という原題が彼を象徴しており、原点の一つがある。この時期の作品にして最高の余韻に浸れる?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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娘の恋人が現れてからのチャーリーの表情。巧すぎる。トボトボと新たな放浪の旅に出たチャーリー。あの背中が全てを物語っている。
悪漢を娘に気に入られるための餌に使ったことを嘆いているのかもしれないし、私にはやはり放浪が似つかわしいと思っているのかもしれない。
しかしまぁ、放浪するチャーリーの姿こそ印象的だ。草に塩(?)をかけて食べようとするシーンなんて特にね。『黄金狂時代』を思い出させるシーンである。
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