コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 悪魔のいけにえ2(1986/米)

アホな家族のため懸命に働くおっさんが泣かせます。それと、全然関係ないけど、レザーフェイスのクネクネダンスはちょっとかわいい。
LUNA

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







出だし、つかみのプッツン2人組みの頭カチ割れが今回唯一まとも(?)なスプラッタシーン。絶叫女の相棒がレクター博士されるもメイクが安すぎていまいちパッとせず。でも、そのぶん意味不明な爆笑シーンが満載されたことでなんとか「バカ映画」としての地位は確保したと言えるのかも。

まず、アホッパー(失礼)がチェーンソーで試し切りするとこ。鬼神の如き鋸さばきをみせるアホッパーもさることながら、隣で見てる店主のオヤジ、なんでそんなに笑顔なのか。いや、そもそもなぜチェーンソーなのか。

さらに奴らが遊園地で暮らしているという、これまた楽しそうな設定。中小企業は税金が・・・ってそりゃそんなとこに住んでりゃ金は無いわな。

そして、アホッパー伝家の宝刀二刀流、このオヤジは映画後半レザーフェイス以上にはじけてます。この演技がしらふで出来るのだからやはり凄い俳優さんです。もう大好き。

オチ、キングコングが如き絶叫姉ちゃん。くるくる回ってます。で、結局奴らはどーなったのかと。生きているのか、死んだのか。あれだけ頑張ったアホッパー何処へ(爆殺?)?崖から落ちていった兄ちゃんは?その他諸々生死もわからぬ棚上げのまま終幕。このなげやり加減がまたたまりません。

で、なんだったんだろうか、この映画はと。 僕的には 「問題のある家族を抱えつつ懸命に働く男の漢としての最期」 だと思います。

なわけねーか。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (3 人)はしぼそがらす[*] kawa[*] ボイス母[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。