[コメント] ビューティフル・マインド(2001/米)
映画としては、終盤になって時の流れが早くなり、ナッシュの年齢ごとのエピソードが短く処理されているので、今ひとつラストでは感動に繋がらなかった印象。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
精神分裂病に陥った天才科学者の半生を綴った実話の映画化。
中盤までは主人公の精神分裂病が事実かどうかわからず、政府の暗号解読を手伝ったためにソ連に狙われるサスペンス映画のような作りだったが、主人公が精神分裂病とわかってからはヒロインとの闘病生活を綴ったハートフルな映画となる。
ナッシュ役ラッセル・クロウが大学院生から老後までを一人で演じていて、老人のような老けた役どころもそつなく演じている。
ヒロインのアリシア役ジェニファー・コネリーもナッシュの病気に苦悩するヒロインをうまく演じてはいたが、前半でのナッシュとの出会いが唐突な上、主人公の年をとってからの終盤にぱったりと彼をサポートするような出番がなくなり、全体としてやや印象が弱い。
映画としては、終盤で時の流れが早くなり、ナッシュの年令ごとのエピソードが短く処理されているので、今ひとつラストでは感動に繋がらなかった印象。また、前半の暗号解読の部分を結局、幻覚にもかかわらず、ややシーン的に長く引っ張りすぎた気がする。それだったら、もう少し、終盤のエピソードや友人や妻とのエピソードに力を入れてもらいたかった。
ナッシュだけが見える幻覚の人間がナッシュに終始つきまとっているという設定は面白いが、最終的に無視して共存するという選択で済ませず、なぜあの三人なのかという理由がもう少し突き詰められていれば、もっとナッシュのキャラにも厚みが出たような気がする。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。