[コメント] ヒューマンネイチュア(2001/米=仏)
『マルコビッチの穴』がトンチンカンなら、こっちはヘッポコリン。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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文明だの自然だの性欲だのとテーマを言いたい訳じゃなくて、それを伝える「手段」を楽しんでいるだけって気がする。だからテーマを深く考えると消化不良に感じるような、物足りないような。また所々で”どっかで観た事あるような”要素も頻発(例えば『アルジャーノンに花束を』とか『類猿人ターザン』。) でもそんな事を考えずにそのヘッポコぶりを楽しむと、その世界が可笑しくて哀しくてしょうがない。性欲を必死で抑える練習をするパフなんて特に爆笑モノだったけれど、「切ないよなァ、パフ」って言ってあげたいくらい哀しかったなあ。 それから意外にも印象に残るのは偽「おフランス」女のガブリエル。自宅でくつろぐ姿は思いっ切りアメリカン。
チャーリー・カウフマンの頭の中って何が入ってるんだろか。いっぺん開けてみたい。
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