[コメント] ブラックホーク・ダウン(2001/米)
正しく間違えたからこそ得られる答だったのではなかろうか、この経験を得るためには必要なCasualtiesだったのだろう
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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仲間は絶対に連れて帰る。というシンプルなルールを守る話だ。自分が置き去りにされるような環境で、 見捨てる人々と命をかけた共同作業なんてできるわけがない。
ここで間違えてはいけないのは「どんな犠牲を払っても」と言っていないことだ。 そんな美徳は無いし、ただ、仲間は絶対に連れて帰るということを守るだけだ。 犠牲がどうこうとか本質からずれている。
戦場から生きて帰ってきた兵が、洗浄に戻るのを躊躇う場面、 命令ではなく、自分の意志で仲間を助けることを思い出させる。
この映画の中ではみんながみんな、人間として最善を尽くしていた。 だけどこうなってしまったのは、ソマリア内戦への介入が間違っているのだ、 と正しい行動をしたからこそ、そこへ辿りつけたのだと思う。
アメリカ的民主主義は戦場下でも、でこそ、正しく機能し、 その自信があるから世界の圧政から民主的開放へと介入するのだろうけど、
仲間を助けるためには戦場へ戻る理由にはならないと思うな。
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