[コメント] シッピング・ニュース(2001/米)
カウチンセーターを着たエイプマンがいた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハルストレム監督、今回もさすがの出来栄えだが、近年の連作の中では印象薄いかんじ。
ボケまくりのケビン・スペイシーが後半突如としてやる気に満ちた能動的な男になるのがヘン。幼児期に海で溺れたトラウマを冒頭で見せて、中盤でボートで遭難したときに一命を取り留めるが、ここでトラウマを克服したことをもっと強調すれば納得できたかも。
排他的な風土のはずの島の人々もイイ人ばっかし。悪役がピートおじさん一人では荷が重い。
娘との邂逅、記者としての成功、未亡人(じゃないらしいが)との恋愛、叔母の過去の謎解きなど話多すぎ!テンポが良い分、詰め込み過ぎてそれぞれのエピソードが薄くなってしまった感がある。
それにしてもこの監督はやっぱりレベル高いね。毎年やられると鼻につく感もあるが、また来年もお願いします。3.5点。
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