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[コメント] デュエット(2000/カナダ=米)

カラオケなんだから、、、、
mimiうさぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







それと分かる口パクは止めて欲しかった・・・・。

分かるんだよなぁ。何を狙ったかが。ギャグにしても、いちいち狙いが見えてしまうから面白くない。ストーリーにしても同じ。

脚本を立ちあげてから時間が経っているので、その間に思いついたものを詰め込めるだけ詰め込んだような印象しか残らない。(参照:裏話)

トッドのエピソードにしても、「生真面目男がある日突然切れる!」という良くある設定なのはいいが、いまいち何かが足りないという感じを受けてしまう。レジーの死でトッドがなんのお咎めを受けないところも、好ましくない。

そのレジーにしても、その歌声に一番感動したが、後で吹替えと聞いてがっかり。

そして、一番納得できないのは、ビリーとリブの関係。ビリーは明らかにリブに一目ボレをしたはずなのに、リブを放ってスージーのところに行ったのが解せない。しかも、スージーが「助けて」と言えば、簡単に応じてやっているし…この場合、「助けて」は深い関係になって心の支えになって欲しいの意味だと思うんだけどな…。この展開がいまいちわからん。

結局、そんなちぐはぐさが至る所にあり、いまいち共感できなかった。

<裏話>この映画は、97年、当時婚約中のグウィネス・パルトロウブラッド・ピット(ビリー役)共演で、父ブルース・パルトロウが初監督をするという話題作として作られるはずだった。しかし、ピットの急な婚約破棄で映画自体も中止となったのだ。しかし、脚本がいい(?)ため、グウィネスの傷が癒えた2000年映画として形を成したのだった。

(評価:★3)

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