[コメント] ドメスティック・フィアー(2001/米)
展開が読め読めなるも、それなりに緊張感があっていいんじゃないでしょうか。→
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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息子の言葉を信じ、真相を明らかにするために奔走するジョン・トラボルタが、嘘っぽいくらいに証拠をどんどん見つけていく姿は気分爽快。
わっこさんの書いているとおり、ビンス・ボーンの行動はとても犯罪を犯してそれを隠す必要がある人間のやっていることとは思えないが、まぁあげつらってもしょうがないでしょう。
離婚と親権という問題を持ち込んでいる点が単なるサスペンスにひとひねり加えているわけですが、それにしては深め方が浅い点も、まぁあげつらってもしょうがないでしょう。
こうしてレビューを書いてみると、観終わった直後の爽快感がどんどん薄れていくんですが、その理由が分からずに少々混乱しています。時差ボケボケで機内の超小さい画面で観たのが、描写の甘さに気づかない効果をもたらしていたんでしょうか。 母親がビンス・ボーンの殺人者としての素顔に気づいて、息子と脱出を図ろうとして以降のシーンは結構引き込まれたんですけどね。
あと印象的だったのは、二人がアメフトのキャッチボールをするシーン。お互いにどんどん敵意を剥き出しにして、というよりはむきになっていく姿はこのあとの展開を暗示させるに充分な力を持っていたと思います。
まぁ、いろいろいいところを見つけようとしても結構厳しいのでこの辺でやめときます。でも、結構面白かったんだけどなぁ。うまく言葉で伝えられないのが残念。
(2002.5.6)
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