[コメント] 自殺サークル(2002/日)
血糊や肉片やらと監督が誇らしげに語っている。で、・・・
肝心のストーリーの着地点は観客に丸投げして、逃げた。
ただ単にスプラッタシーンを撮りたかっただけの映画なのか?ファンには申し訳ないが、私にはそれしか見えてこなかった。
54人の女子高生が「明るく」集団自殺。なんて強烈なアイデアだろう。非常識な言い方だが、映画としてはとてつもなく魅力的なアイデアだ。
この魅力的な題材を、ここまで破綻した作品に仕上げるとは・・・
一発アイデアでのし上がってくる者もいる。だが、己を知らない者は愚かだ。秀逸なアイデアを「自分」に固執するあまり、ただのスプラッタ映画に終わらせてしまった。
凄い邦画が出来上がりそうだっただけに残念で残念で仕方が無い。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。