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[コメント] マジェスティック(2001/米)

アメリカという国家の正義が本当の正義かどうかは疑問があるが、傷ついて消えてしまいそうな町の一人一人も純粋に正義を信じて前に進もうとする、それがアメリカ。
SUM

アメリカという国の正義とこの映画の正義を重ね合わせてナショナリズムとエセ正義論に辟易した人もいるようだが、この映画はその正義の正しさを言っているのではない。

あくまでも、信じることで団結するアメリカの両断面−何かを信じることで団結する町、しかし信じたことで傷を負った町−を描いた作品であり、アメリカの正義のその正しさには何の関わりもなく、一つの国家に活きる人々のひたむきさを描いた作品なのである。

ハリウッドという、いわば人々に夢を与える仕事の中で、その政治的力学や商業的行動の中で人々の心を忘れてしまった男ジム・キャリーがアメリカを、というより一つの国に生きる人々というものを意識して、信じることのすばらしさを再発見する映画だ。

(評価:★4)

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