[コメント] バイオハザード(2002/英=独=米)
目新しいものがなかった。バイオ、ウィルスの恐怖をもっとシンプルに考えてほしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『28日後』とかにも言えることだけど、バイオの恐怖をゾンビ的に表現することは、わかりやすいけど、あんまり怖くないんですよね。相手はなかなか死なないかもしれないが、そいつが間違いなく一発で「やばい」ことがわかるから。正体さえわかれば、闘うか、逃げるかすればいいんですよ。それで負けたのなら、諦めがつくじゃないですか。 相手がゾンビで人間じゃないんだから、撃つのに躊躇いもいりません。
一番の恐怖はSARSなどのように、咳・発熱などのような症状が出るものの、見た目に他の病気と区別できない感染病だと思う。
隣で咳をゴホゴホする人が「やばい」かどうかわからない。怖いじゃないですか!
誰もが同じ仮面(マスク)を被る。仮面の奪い合い。怖いじゃないですか!
それでも安心できない。怖いじゃないですか!
確かに、今現在、この恐怖を映画で伝えることは、いろんな意味で難しいかもしれない。黒澤明監督の『静かなる決闘』のように、医師と感染病の闘い、体内の抗体と病原体との闘い、的なアプローチをとれば、いい作品が出来ると思う。
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