[コメント] バイオハザード(2002/英=独=米)
原作であるゲームの雰囲気も損なわず、映画としては古今東西ゾンビ映画の集大成という感じが若干漂うけど、構成もしっかりしていて最後まで楽しめた。
ミラ・ジョボビッチが他の映画とは違う美しさを放っていて、そこもこの映画の魅力の一つだ。
私はバイオ・ハザードというゲームのファンなので、半信半疑で観に行った。どう考えてもうまくいかなそうな感じだし。ゲームに登場するクリーチャーは全て押さえてあり、ゾンビ映画としてもちゃんと作られている。
ゾンビ登場シーンはどうしても古今東西のゾンビ映画を切り貼りして集めたような気がしないでもないが、そもそも原作ゲームのバイオ・ハザード自体が『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』をはじめとする一連のジョージ・A・ロメロ監督のゾンビもの、『バタリアン』『デモンズ』『サンゲリア』『悪魔のいけにえ』等々古今の有名ホラーからの借り物シーンで成り立っているようなものなので、これは仕方ないのだろう。
ストーリーはきっちり構成されていて、最後まで楽しめたし、次につなげるのが簡単そうな演出も良かった。
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