[コメント] 愛しのローズマリー(2001/独=米)
起承転結ー特に「転」の描写をコメディの枠を超えて丁寧に描く事によって、優しくそれでいて上段ぶらない暖かな気分に。俺の中の悪魔よ、飛んでけ〜!
俺の中の悪魔よ、飛んでいけ〜!…こう書くと、新手の新興宗教みたいで何だけど。それでも美人も好き、ということを差し置いてもね。
ファレリー兄弟の描く世界に接して思う事は、彼らの暖かいまなざしと、笑って描写する一方でこれが「映画のネタ」として成り立ってしまう現実。それでも以前滞在した事のあるアメリカの地方都市では、障害者に対しの社会の取り組みは日本とは比べ物にならないくらい先に行っていたけれど。
少なくとも、この映画には「チーズバーガーのせいで肥満になったので、訴える」みたいな了見の狭いキャラ(本当にそう思っている人がいたらゴメンなさい)は出てこない。万が一、この先そんなネタがファレリー兄弟のネタとしてあがってくる事があっても、軽〜く吹っ飛ばして大笑いさせてくれるであろう。たぶん。
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