[コメント] サイン(2002/米)
シャマラン作品、ラスト10分間のためにすべてをお膳立てしている感じ。二回目の鑑賞で伏線探しが楽しめる、といえばそうなのですが。メル・ギブソンのシリアス演技に笑っていいのかどうか、ちょっと躊躇しました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ホアキン・フェニックス、メル・ギブソン、子役ふたり、共にシリアスな演技をしているため、笑ったらなにか悪いような気がしました。(特に銀色帽子を被った3人組を背景に、階段に座り画面手前でシリアスな表情をしているメル・ギブソンをアップで捉えた構図。何かミスマッチな感じがしました。)
にしても、ひとりの男が信仰を取り戻して、家族との絆を深める過程を描くのに、ここまで大袈裟な設定が必要だったのかちょっと疑問です。そのミスマッチ感が可笑しさに繋がっている感じです。もっと小規模な話でよかったのではないでしょうか?
『アンブレイカブル』のコピー「すべてのシーンに意味がある」は、本作品にも当てはまる感じ。
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