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[コメント] ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)

悪たれ親父の落とし前のつけ方に拍手を
ボイス母

そのつけ方はソレはソレでなんだかとっても魅力的。 夫にするとアレだけど、そして、一人の男としてみるととてもどうしようもないけれど、見ている(だけ)の分ではとても面白そうだ。

画面が奇妙に左右にブレた中心を持ち、視点の軸足が、カメラの切り替えと同時に右に左にとユラユラする感覚で、なんとも目眩に近いというか、酔っぱらった感じに近い。

ソレは多分、「この常識が通じないテネンバウムの人々」の状況を表しているのだろうが、最初は何処を見ていいものやら困ってしまい、字幕を追うべきか、画面を追うべきかでそうとう悩んだ。

話としては実にベーシック&古典的。 ソレを今風のアレンジでモラトリアムに見せてくれた。 ふむ、ナルホド。 笑えそうで笑えない。奇妙そうで、実はそうでもない。 普通の人情話。

(評価:★3)

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