★5 | ぐっときて涙がこぼれそうになると画面が唐突に切り替わり、泣かせてくれない。おかしくて笑顔になった途端、何かがぐっと胸にくる。その突き放し方、距離感が私にはたまらなく心地よく、温かく感じた。 [review] (づん) | [投票(7)] |
★5 | 異常なほど緻密な空間構成と、意外なほど危なっかしいカメラワークの使いこなしの両立はキューブリック先生の再来かとすら思ってしまう。突き崩された積み木の家を元通りにしようとしたら元通りにならずに歪んでいるが、みな何となく微笑んで、それぞれが別の方向を向いているけど心は一つ。辛辣だけど、本当に真摯で優しい人間でなければこういう物語は作れない。この愛の寓話を完全な技巧に乗せた全てに拍手。 [review] (DSCH) | [投票(4)] |
★5 | あえて注文つけるなら巧すぎる (バック・フィーバー) | [投票(4)] |
★4 | 逆説的だが、父親の家族を再生させようという試みが実は当の家族の解体につながり、そして解体することが再生につながったのではないかと。 [review] (蒼井ゆう21) | [投票(3)] |
★4 | まるで小刻みにジャブを食らい続けているような感じ。で、「The End」と共にダウン。参った。[新宿武蔵野館2] [review] (Yasu) | [投票(3)] |
★4 | 何食わぬ顔をした完璧主義者が描く、悪人のいない世界に生きるとっぴな人々のありふれた傷と癒し。と来れば、嫌味すれすれなのは間違いないのだが、(2011.10.3) [review] (HW) | [投票(2)] |
★4 | もっとおしゃれでナンセンスな映画かと思ったら・・・ [review] (yan) | [投票(2)] |
★4 | 期待したほど毒は無く、ふつうにホロリとさせた。ヘンな構図と色あい、ヘンなキャラ、ヘンな笑いはツボにはまった。 [review] (ざいあす) | [投票(2)] |
★4 | このパルトロウの使い方に、センスの良さがうかがえますな。 [review] (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★3 | なんだろう、この「寄り添うと逃げていく」感じは。よく言えば観客に阿ってないということなのだろうが、ポーズをつけてもそのまま触れも出来ないモデルの様。笑えもせず、泣けも怒れもしない。観ている最中、こういう映画が増えてきたらイヤだなあ、とそんなことばかり思っていた。 (tkcrows) | [投票(13)] |
★3 | サリンジャーの時代からあまり変わらぬ悩めるアメリカの中産階級の家族像。しかし致命的なことに、くだらないものにこそ注ぎ込むべき熱き血潮が欠落している。 [review] (カフカのすあま) | [投票(6)] |
★3 | 監督の憧れるサリンジャーの文学性には遠く及ばず。アーヴィングの大衆性の方がまだ近い。サリンジャーには登場人物を性格で描き分けられる筆力があり、この監督は登場人物を単に奇抜な設定で描き分けているに過ぎない…。 [review] (TOBBY) | [投票(4)] |
★3 | 笑えないしお洒落じゃないし独創性に欠けるし全然駄目な「なんちゃって」映画。個人的にこういう映画には厳しく接せねばという心構えでいるのだが [review] (町田) | [投票(4)] |
★3 | 奇抜なキャラクターとハイセンスな音楽・映像がありつつも、昔ながらの大家族ホーム・コメディを完全に踏襲している。そこがホッとすると同時に物足りないところでもある。 (緑雨) | [投票(4)] |
★3 | 画面作りや色使い、会話などがオシャレなのは大変良いことなのですが、それにかまけて登場人物の悩みに本気度が足りなくなるのは良くないことです。 [review] (Myurakz) | [投票(2)] |
★3 | スノッブ! [review] (トシ) | [投票(2)] |
★3 | ビミョー、といういまどきの言葉がしっくりくるかんじ。変わりすぎてもない人たちがばたばたしているイメージ。私は乗り切れなかった。(05.3.7@DVD) (ばうむ) | [投票(1)] |
★3 | 豪華キャストに助けられている。内容的には普通かな・・・? (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | 中盤以降はありがちな流れ。雰囲気作りで力尽きた印象。ベン・スティラーもほとんど本領が発揮されず。 (マルチェロ) | [投票(1)] |
★2 | もう、どうせならシーモアやフラニーやゾーイのことを映画化しようよ。と、私は声を大にして言いたくもある。 [review] (tredair) | [投票(10)] |
★2 | 問題のあるふりをしている家族。何も解決する必要はない。最初から問題などないのだから。おしゃれですか?これ。退屈。 (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★2 | お洒落さや奇抜さや笑いの要素が、総じて「ホラ奇抜でしょ?ブラックユーモアでしょ?」とばかりに観客に媚びてくる映画は好かんのよ。 (はしぼそがらす) | [投票(1)] |