[コメント] ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)
もう、どうせならシーモアやフラニーやゾーイのことを映画化しようよ。と、私は声を大にして言いたくもある。
個性に欠ける人が無理して個性的であるかのように装っている(もしくはそう思いこんでいる)のを見るときのいたたまれなさ。と、同質のものを全編通して感じる。
「私って変わってるからぁ」と自ら言う人に限って、どうも実際にはおもしろくないことが多い。その凡庸さゆえに自分と同じだという安心感を抱き惹かれることもあるが、うざいだけで魅力を感じずどうでもよくなることも多い。
この場合はまさに後者。「自称個性的」な、外れっぱなしの痛さばかりが充満している。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (10 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。