普通。３点でもいいんだけど、もし飛行機の機内上映でこの作品が上映されたら

わたしは間違いなく必死に暇つぶしのアイテムを探し回ると思う。だから２点。

貧乏侍ゆえに、つきあいの酒など飲めるわけもなく、クビになったら困るので命令に

逆らう事も出来ない。こんなキャラクター、わざわざ1800円を払わなくても安易に

リアル社会で見れそうなものだ。肝心に殺陣のシーンも暗くてわかりにくく主人公の

ずば抜けているだろう剣術が表現されきれていない。

いやいやの戦いをした事から暗黒面に落ち官軍の偉い人となり、賊軍側の実の娘や

その夫や息子と戦う事になるなんて展開になると、個人的には見たい気もするけど

それはもう『たそがれ清兵衛』ではない。この作品をわたしが見た事自体が失敗だった

と今は思う。ちなみに見た理由はわたしが好きな『ジョー・ブラックをよろしく』と

言うほとんどの人が評価をしない作品を「好きな映画」に挙げていた（さっきサイトを

見たら消されていた。(^^;）宇多田ヒカル嬢が絶賛していたからである。１つの作品の

評価が合っただけで、全ての趣味が一致するとは限らないよくある例である。