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[コメント] キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米)

だまされた被害者の側から見るとトンでもねぇ奴だが、日本のくだらん詐欺師と違う印象を残すのはナゼ?
代参の男

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







唐突だが、ルパン(三世も含め)は泥棒で、悪い奴である。 しかし、ルパンはどこか憎めない奴である。

詐欺師といえば、極悪非道の悪い奴である。最近日本でも円天なんぞの詐欺師が逮捕されたが、殺しても殺したらないほど憎たらしいようなふてぶてしい奴だった。

さて、この映画の主人公のフランクである。

こいつ、金はだまし取るわ、女はだますわ、極悪非道な奴である。

しかし、実話で今偽造詐欺の防止の大家になって余生を過ごしていて、カールとも友達だという顛末は、どこか溜飲を下げる感じがある。何でやねん?

2度目に見直して評価を上げた。なんか、見終わった感じがさわやか。

ルパンにしろ、フランクにしろ、極悪非道だが円天の詐欺師と違い、世の中に対するスタンスが全く違う。 彼らには妙な慈悲心がある。 何だろ、この違い。

(評価:★5)

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