殺人鬼と盲目女のロマンスに★１プラス。

劇中、この二人に関するシーンが最もスリリングで哀しくてワクワクして面白く、見てて色んな感情が湧き上がってくる一番の見所だと思う。特にエミリー・ワトソン良すぎ。虎を撫でるシーンとか不器用にキスするシーンとかビデオ鑑賞中に寄り添って来て...なんてシーンが妙にエロくてドキドキしたよ（笑）。あんな魅力的な女性に好意を持たれて、ちきしょー羨ましいヤツだぜレッド・ドラゴン！w　そりゃ全裸で走り回りたくもなるわな（違う

スタッフ・キャスト共々、よだれが出そうなほどの豪華なメンツ。脚本のテッド・タリー、撮影のダンテ・スピノッティ（相変らずこの人の撮影は見事やね！大好きだ）、音楽のダニー・エルフマン、いい顔ぶれを揃えたねぇ。監督のブレット・ラトナーも作品を堅実にまとめ上げて上出来と言える仕事ぶり。いいスタッフ・キャストに恵まれた感はあるけどねw

キャストは上記の殺人鬼＝レイフ・ファインズと盲目女＝エミリー・ワトソンの二人が特に巧い。ただ、ファインズはちょっとカッコよすぎやしない？アップで写るたびに、持ち前の美形さが気になってしょーがなかった。どうせなら『イングリッシュ・ペイシェント』くらいにボコボコだったらよかったのにw。あ、でもファインズ好きだからカッコいいファインズも見たいなぁなんて欲望もアリで、あぁ複雑なんだな（全裸も拝めたし、まあ良しとしよう）。エドワード・ノートンは相変らずの芸達者、ハーベイ・カイテルは出てるだけで嬉しいゾw。

他に気になった所。レッド・ドラゴンの屋敷がドムッ！！って大爆発するシーン、なんか浮いてるよw。燃えてるだけじゃツマランから、いっちょ派手にボガ〜ンっとやったろーぜ！....って、アクション映画じゃないんだからさw。あとラストの展開が思いっきり読めちゃったのが残念。いかにも「付け足し」ってカンジなのが余計に安っぽくて、ますます残念。

でも前二作を気にせず楽しめたので、全然オッケーですよ。

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あ、レクター博士忘れてた...　ま、それくらい影が薄かったですw