[コメント] レッド・ドラゴン(2002/米)
相手が男と女ではずいぶん違うレクター博士。
『羊たちの沈黙』崇拝者の私にとって、あんまり期待してなかったその期待自体は裏切られなかったと思う。なんと言っても役者陣がよかった。(ハーベイ・カイテルのクロフォードを除いて。あんなにタテヨコ比が違うなんて、イメージが崩れすぎ)
多くの方の評価にあるように、やはりエミリー・ワトソンが素晴らしい。虎をなでるところなんて、涙がでそうになった・・・。いつか彼女のヘレン・ケラーを見てみたい。
さてさて肝心の本筋ですが、これもなかなかよろしかったです。変にレクター博士に活躍させすぎず、『羊たちの沈黙』とはぜんぜん違う路線(主人公が男性なんだからもちろん違うわけだ)で行くあたり、心得てるなという感じ。レイフ・ファインズもアブノーマルな役がすごくなじんでいて、どうして自分を醜いなんて思うのかと私にとってはベスにとってと同様すごくセクシーでした。
ただ最後、ちょっと「あーやっぱりね」って思わせるところが2箇所ほどあって・・・ ちょっと残念でした・・・
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