立てこもったのが保険会社ならまだしも、ＥＲ占拠してヒーロー扱いというのが、どこかずれている気がしてならない。

息子が背負う人生の重荷への視点も全くなく、家族３人、なんだか清々しいんだもの、いいのかしら・・・？息子はまだ幼いにしても、両親はもっと葛藤があって然るべき。あまりにも迷いがなさすぎる。親のしたことを息子がどう思うか、どう思えばいいのか、悩み傷つく時が必ず来るのでは？

もちろん、子を目の前で失うことに耐えられる人は稀だ。自分の命と引き換えに・・・と思うのは、自然な感情だとも思う。そしてやはり、デンゼル・ワシントンの演技には引き込まれる。

息子に遺した言葉たち、すーっと心に入ってきて、参りました。