「最高」な監督には一生かけてもなれないとは思う、「最強」監督という地位のお方。

予告の地点でしびれまくり。「現代アメリカ最強の監督だ！」の宣伝どおり。

パワフル、馬鹿、エキサイティング、アホｅｔｃ　ｅｔｃ．．．．

予告であれだけしびれたから、ちょっと気合入れて早目に劇場へ。まだ劇場は開いてないので、外で客が待ってた。一人はいかにも「はい、マニアです」な感じ。

が、開場して、中で上映時間を読書して健全に待ってたら、入ってくるは行ってくる。若々しいおにーちゃん、おねーちゃん。なぜかおばさんまで！？

うーん、恐るべしカーペンター。

さて、映画の内容は・・・一体なんなんだこれは！

火星と言えば『トータル・リコール』だろ！と思ってたが、これも結構いいかも。

火星っていう壮大な話をちっとも活用してない。それどころかでてくるのは、一つの町だけ。

たくみな話の構成。撃つよりも殴る方が多いガンアクション。謎の幽霊より怖いマリリン・マンソン軍団。Fワード連発。幽霊集団に負けないハードなヘビメタサウンド。鳴り響く銃声。中途半端なスロー。飛び交うフリスビー。親指切断！爽快な虐殺シーン

極めつけは

「後が無い、生き延びるぞ」

どこまで行くんだあんた！

俺は冒頭の音楽の地点でにやけっぱなしで、クライマックスは顔の形が変わるほどずっとにやけてた。

総合・・・4☆☆☆☆☆

5点にしたけど、もっともっとパワフルに爽快に撃ちまくって殺しまくってくれてもいいような気がするんだが。けど、いいよ。アイス・キューブがかっこよすぎる。

最後に一言・・・・

ナターシャ・ヘンストリッジには是非幽霊に取り付かれてぐちゃぐちゃになって欲しかったな。。。パロディというか、なんというか。

しかし、さすがに『スターシップ・トゥルーパーズ』には及ばないか・・・