全体としては、セクシーでかっこいい映画だと思ったが、ラスト近くで、なんとまあ「夢オチ」で、思わず「何じゃ、そりゃあ」と言いたくなる様な映画であった。

それでも最後の黒人男二人とアーミー女の事故のシーンをカットして、トラックの助手席の、胸飾りのシーンで終わっていれば、なんとなくハッピーエンドみたいで、「そういうのも嫌いじゃないな」と言えるのだが、そういう気分もぶっ飛ばすラストの仕上がり。

よく言えば、頑固というか、媚びないと感じがしないでもないが、しかしまあ、これで「運命」云々とされては、小ざかしい感じのほうが強い。

映像が楽しめたし、ヒロインがよかったから、甘めの３点。