[コメント] ジョニー・イングリッシュ(2003/英)
コメディ・スパイ映画にしては珍しく他のスパイ映画をパロディにせず、独自のストーリーとギャグを展開している努力は買える。しかし、特に派手なアクション・シーンもなく、引き込まれるようなストーリーでもないため、スパイ映画としてみるにはパロディを考慮に入れても、辛い。
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スパイコメディ映画。
『ビーン』のスパイ版という感じ。
コメディ・スパイ映画にしては珍しく007シリーズのような他のスパイ映画をパロディにせず、独自のストーリーとギャグを展開している努力は買える。脚本が007シリーズ『ダイ・アナザー・デイ』『ワールド・イズ・ノット・イナフ』の脚本家二ール・パーヴィスとロバート・ウェイドと言うことで、ストーリーにはもう少し期待したが、ギャグのセンスはあまり感じられないような気がした。
基本的なギャグ・シーンは主人公ジョニーが任務中にミスして、それを隠そうとしてさらに大事になる、あるいは主人公が自信を持ってやった行動が実は空振りで、まわりは気づいているのに本人は気づかないというパターンが多い。これがローワン・アトキンソンの笑いの売りではあるが、短い話ならともかく、長編でそればかりだと、さすがに飽きてくる。
特に派手なアクション・シーンもなく、引き込まれるようなストーリーでもないため、スパイ映画としてみるにはパロディを考慮に入れても、辛い。
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