[コメント] 愛と精霊の家(1993/独=デンマーク=ポルトガル)
豪華なまでのキャストにびっくり。けれど、大物を使い過ぎて、まとまりを欠いてしまった感がある。
まず、物語の進行を担っているウィノナ・ライダーは、細くて強気という代わり映えのない演技でまずまずの出来。
二大大物女優、メリル・ストリープとグレン・クローズが怪しい関係と言うのは面白いのだけど、毒毒し過ぎて観る方には辛い。画面の主役を奪い合っている気迫が伝わってきて痛々しい。どちらか、無名な人を使った方が無難だった。
しかし、メリル・ストリープが大きな花を帽子に飾って10代の小娘を演じた時は、いけないけれど笑ってしまい、こっちが恥ずかしくなってしまった。ちょっと無理でしょ。
一番良かったのは、ジェレミー・アイアンズ。頑固おやじが老いて行く様を見事に演じていた。
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