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[コメント] “アイデンティティー”(2003/米)

ストーリー上、随所に「?」を散りばめておきながら、場面転換でそれを一旦引っ込めさせ、最後に辻褄を合わせることで観賞者に「ヤられた」感を抱かせる。上手い演出だと思った。好き嫌いは分かれる・・・かな。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







警官の背中の血・・・何故?と思わせつつ、場面はマルクス到着へ場面転換。

子供と女が車に乗り込んだ後に爆発。死体がない・・・何故?と思わせつつ、実は精神統合治療中なので全て妄想と説明。

ガキの生死がはっきりしていないことはわかっていた。けど、何だ、全て妄想か、と納得させられた。

そしたら、最後に残った人格は最も凶暴なガキだった、というオチ。

ヤられた、と思った。つか、思わされた。最後に残った人格が女だと性同一性障害な人格になっちゃうもんね(笑)。

(評価:★4)

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