[コメント] 猫と鰹節 ある詐話師の物語(1961/日)
鈍重な筋運びでまるで笑いが取れていない。堀川も沢村もコメディが得手とは思われず、もしかしたらコメディの積もりなどなかったのではないかと疑わせる凡作。
音楽だけは堂々コメディだからそんなはずはなかろうが。
詐話師は「さわし」と読み、表だけお札を貼りつけた偽の札束はドスと云うらしい。しかし穿った情報はこれぐらい。冒頭西村晃がどのように騙されたのかからして不明なのは酷いのではないか。草笛光子の大フューチャーほか芸達者たちが色々演ってくれるのだが、空振りの連続でそれがどうしたと思うばかり。川島雄三と比べるべくもない。
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